三代目として家業に従事していた木本さんは、
1996年、たまたま佐伯市が募集していたお土産コンテストに
「いりこのキーホルダー」を出品したところ、見事、最優秀賞を獲得。
いりことは、言わずと知れた大分県佐伯市の特産品の煮干しのことです。
このいりこをアルミ鋳物によって、本物そっくりの色つや、質感に仕上げた
「いりこグッズ」は、若い人を中心に「かわいい」と、大評判となり、
あっという間に佐伯の人気お土産品に。
木本さんの生活も一変し、製作のベースは「いりこ」になっていったといいます。
なんと、木本さん自身が作詞作曲した「いりこの歌」のCDも作っているそうです。
木本さんの工房には「いりこ」以前の作品や試作品もたくさん並んでいて、
よく見ると、その豊かな発想力はまるで発明家のようで驚かされます。
木本さんの郷土愛から生まれた「いりこ」には違いありませんが、
こうした豊かな感性がベースにあったことは容易に想像できます。
これからも、みんながあっと驚くような、楽しい作品がたくさん生まれることを
期待せずにはいられません。
- 1963年
- 高校卒業後、化粧品会社に就職。
- 1966年
- 脱サラ後、鋳物工場を営む生家の家業に従事。
- 1969年
- 1974年までの6年間、北陸で美術鋳造の修行を行う。
- 1974年
- 大分県佐伯市に帰郷。
- 1978年
- 生家の鋳物工場の三代目を継承。
- 1996年
- 大分県佐伯市のお土産コンテストで「いりこのキーホルダー」を出品し、最優秀賞を受賞。






























