曽祖父・小野琥山、祖母・小野珀子、父・小野次郎も陶芸家という陶芸一家に
生まれた小野鉄兵さんは、ごく自然に陶芸の道に進みました。
2008年に大分県玖珠町の築100年以上という古民家に移り住み、
現在は急須を専門に作っています。
もともと、オブジェのように、紙を切ったり貼ったりして作る細工物が
好きだったという鉄兵さん。
いくつものパーツを組み合わせる手作業の工程が多く、ちょっとした遊び心も
発揮できる急須作りにいきついたのは、必然だったのかもしれません。
おいしいお茶をいれるための機能性を最優先したうえで、
自分らしさを出すにはどうしたらいいかと試行錯誤中のある日、鉄兵さんは、
「つまみにオリジナリティを表現してみよう」とひらめいたのだそうです。
こうして、急須のつまみが急須、地球儀、椅子、鳥といった、誰も思いつかないような
個性的な急須がつぎつぎと生まれることになったのです。
形だけでなく、渋くて艶やかな色合いも鉄兵さんの急須の大きな特徴。
「青や緑の急須があってもいいのでは?」と考えて個展で発表したところ、大好評。
素敵な色の急須は多くの人を魅了し、とりこにしています。
自由な発想で作陶を続ける鉄兵さん。
次はどんな急須を登場させてくれるのか、目が離せませんね。
小野鉄兵さんの制作の様子や暮らしを、奥さんが綴るブログはこちら
http://teppeigama.blog.ocn.ne.jp/blog/
- 1974年
- 陶芸家・小野次郎の長男として誕生。
- 1995年
- 佐賀県立有田窯業大学校修了。
- 1996年
- 佐賀県立有田窯業大学校研究科修了。
長崎県波佐見町の筒山太一窯にて作陶活動を開始。 - 2000年
- 佐賀県で父が営んでいた「琥珀陶芸舎」に移り、作陶活動を継続。
- 2004年
- 独立し、佐賀県に「Teppei 窯」を開窯。
- 2008年
- 「Teppei 窯」を大分県玖珠町に移転。
現在は、急須を専門に制作している。






























